香りを創る ~カタチ無きものへの飽くなき挑戦。

宮坂香料では大きくフレーバーとフレグランス分野での香料事業を展開しています。
香料原料には主に「天然香料」と「合成香料」があります。
「天然香料」とは花や草、果皮などの植物を蒸留、抽出、圧搾などで精油を取り出すものです。
バラ(Roseotto)の精油は1Kg得るのにはバラの花びら約3,500Kg必要と言われ、大変貴重なもの。
伝統的香料が大変高価なものとなるゆえんです。
「合成香料」は天然の香りを分析し、数百にもいたる構成成分を検出して有機化学的に
合成して作り出す香料で、「合成香料」により、現在では産地や気象条件により品質やコスト が左右されやすかった香料の安定供給が可能となり流通も大きく改善しました。
また先端技術による分析精度の高度化により食品から家庭用品まで、
今に至るまで「香り」の可能性を大きく広げています。
「天然香料」と「合成香料」は豊かな経験と感性を持つ調香師によって調合されます。
美味しい香り、魅力あふれる香り、それらは高度な知識と技術を要する応用化学でありながら、繊細な感性とアーティスティックな創造性が必要とされるものです。
宮坂香料は、これまでも、そしてこれからも、時代の「香り」を創造し、
社会の発展と豊かな暮らしづくりに貢献します。

フレーバー・フレグランス向け香料の開発と製造一覧